ご挨拶
当法人の老人福祉事業の歴史は古く、戦後間もない昭和28年に兵庫県下広域に 戦争被災老人救済のための養老院設立の必要性から、県内では7番目の救済施設として、初代理事長旭海応師(天台宗・安穏寺、歌道寺住職・・戦前から昭和26年まで兵庫県庁職員・・・昭和63年没)により設立された。
国・県、公の措置施設であった三相養老院は、昭和38年老人福祉法の施行により養護老人ホーム三相園と名称変更した。昭和45年には、社会福祉法人三相園福祉会を設立し、これ以後の経営にあたった。内容については施設概要に示すとおりで、これらの歴史が現在の法人事業の基盤なのです。
三相とは。「相忍・相念・相楽」から命名されたものです。仏教の地域社会、集団生活における人の幸せな生き方を論された大変意味深い言葉です。
当法人としては、平成12年介護保険制度の施行により制度の導入、習熟や経営基盤も強化して参りました。措置から契約、サービスの提供形態や内容等々がどんなに変わろうとも、経営・運営理念は当法人の長い歴史が示している『社会福祉の心』であります。
地域の皆様、利用される方々の『心豊かな生活』の支援をする事が、関係役職員の使命であることを肝に銘じて努めてまいります。
理事長 竹村 義法